定年後のタクシードライバーの年金制度について
最終更新日 2021年3月8日
監修・著者 株式会社しごとウェブ 佐藤 哲津斗
会社組織なら70歳まで制度に加入ができる
老後の生活のためのお金として年金があります。国年と厚年が国が用意してくれるもので、国年は20歳から60歳まで、厚年は70歳まで加入できる仕組みになっています。タクシードライバーが定年後に就職をしたときは、会社なら70歳まで厚年への加入が可能になります。当然加入をして毎月保険料を払っていれば、将来的に受ける金額を増やせます。これまで加入した分では足りないと感じているなら、大きく増やすチャンスかもしれません。小さい会社などになると、場合によっては加入できないときもあるので注意が必要です。各会社によって社会保険加入の可否がありますから、採用条件などで確認しておきましょう。
年齢によって支給が停止になる可能性
日本の年金制度において、原則として65歳から給付が始まります。人によってはそれ以前から給付が始まる人がいますし繰り上げなどを選択すれば早めにもらうのも可能です。では、タクシードライバーとして定年後に再就職などをしたときにどうなるかですが、年齢によって変化する可能性があるので知っておきましょう。制度の仕組みとして、給料を一定額以上受ける時には、それに伴って一定額が減額されるようになっています。一度減額されるとその分は将来的にももらえません。働いた方が損になるなどはないものの、本来もらえる額がもらえないのはさみしいかもしれません。会社と相談すると良いでしょう。
退職金の役割を持つ制度に加入できる
それぞれの会社には、退職金制度を持つところと持たないところがあります。持つところであれば、退職時に一定のまとまったお金が受けられます。それぞれの会社の就業規則などで調べる必要があります。タクシードライバーとして定年後に再就職した時の年金制度としては、退職金の役割を持つものへの加入があります。それぞれの会社が独自で行うものや業界などが行う基金に加入して行うものがあります。仕組みはそれぞれで異なりますが、退職時に一定の額を受けられるので老後の生活費として使うことができます。それぞれの会社がどんな基金に加入しているか確認しておくと良いかもしれません。
まとめ
タクシードライバーとして定年後に再就職や転職をするとき、年金はどうなるかが気になるでしょう。加入の継続や給付の減額の可能性があるので注意しましょう。厚年は70歳までの加入ができ、基金の加入などもあります。
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