定年後タクシードライバーの教育について

最終更新日 2021年3月8日

監修・著者 株式会社しごとウェブ 佐藤 哲津斗

タクシードライバーは、定年後の再就職先としてとても人気の職業になっています。年齢にも幅がある募集が多く、入社後にしっかり教育を受けられるのがその理由でしょう。まったく違う職種の会社を定年退職した後、タクシードライバーとして再就職するために必要なものは何でしょうか。

なぜタクシードライバーがこんなにも人気なのか

車の運転技術は、一般的にハンドルを握った年月が長ければ長いほど高くなるので、定年退職した人にとってドライバーは格好の職種です。人としても円熟し、忍耐力や接客力が備わっている人も多いので、長く働き続けられると期待されています。道が分からないと最初は苦労することが多いかもしれませんが、今はカーナビも進化しましたし経験を積めば安定収入が見込めます。タクシードライバーは人手不足で求人が常にある状態ですので嬉しい状況でしょう。ただ、将来個人タクシーとして独立する場合は、タクシードライバーとして10年以上の経験と申請地域で3年以内に2年以上の運転経験が必要です。開業は65歳までなので、60歳になってから始めた場合は開業は不可能ですから、そこは注意しましょう。

定年後に未経験から応募出来る職種は稀

タクシードライバーの求人を見ると、未経験からでもスタートできるというフレーズをよく見かけます。実際、ドライバーの7~8割は未経験からの転職スタートなので、かなり安心できますね。女性ドライバーも増えてきていますし、業界の待遇の良さやサポート体制の充実が伺えます。各社自社の教育体制には絶対の自信を持っていて、運転技術はもちろんのこと、接客などサービス業としてのノウハウも徹底的に学ぶことができます。定年後、一から丁寧に教育を受けられる、しかもお金を払うのではなくお金を稼ぎながら教えてもらえるというのは稀な環境です。2種免許が無い場合、2種免許取得費用も会社が負担してくれるサポートがあるところもありますので、非常に魅力的なのは間違いありません。

二種免許はどれくらいで取得できるのか

やはりタクシードライバーを目指す人が気になるのが二種免許の取得でしょう。二種免許を取得する条件は、満21歳以上で、視力・聴力・深視力の条件を満たすこと、一種免許取得から3年が経過していることです。学科試験は応用問題が多く、合格ラインは100点満点中90点ですが、これは事前に勉強しておけば大丈夫でしょう。技能試験は教習所内と路上で行われますが、逆に長年の運転の癖があると矯正の必要が出てくるかもしれません。試験合格後には講習が義務付けられていて、応急救護処置講習と旅客者講習で人命を守る基礎知識を勉強します。自分で受けると20~30万円前後かかりますが、タクシー会社の制度を利用すると費用はかからず、合宿で10日前後で取得できるのが一般的です。

まとめ

定年後の再就職先にタクシードライバーを選ぶ人が増えていますが、一からきちんと教育を受けられ、広く門戸が開かれているのがその理由でしょう。普通自動車の二種免許が必要ですが、タクシー会社の制度では費用もかからず10日程度の合宿で取得出来るのが一般的です。

 

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